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世界に広がり始めたタイ東北部「イサーン料理」が日本に来た!

時刻(time):2017-10-13 04:15源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
世界で評価が高い本格派タイ・イサーン料理専門店 バンコク、ニューヨーク、ホーチミン、北京で本格的なタイ東北・イサーン料理を提供し、世界で高い評価を得ている『ソムタムダー』が2017年9月13日、代々木に『ソムタムダー』をオープンした。代々木駅から徒歩約3分というアクセスのよい立地。オープンからわずか1年後、ニューヨーク店が『ミシュランガイド ニュー
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世界で評価が高い本格派タイ・イサーン料理専門店


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バンコク、ニューヨーク、ホーチミン、北京で本格的なタイ東北・イサーン料理を提供し、世界で高い評価を得ている『ソムタムダー』が2017年9月13日、代々木に『ソムタムダー』をオープンした。代々木駅から徒歩約3分というアクセスのよい立地。オープンからわずか1年後、ニューヨーク店が『ミシュランガイド ニューヨーク シティ 2016』で一つ星に輝いたこともあり、流行に敏感な食通たちが駆けつけないはずがない。ランチタイムともなれば、すでに多くの客で賑わっている。

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▲ウッドを基調とした温かい雰囲気の店内

イサーンは、実は知る人ぞ知るタイのグルメタウンだ。タイの郷土料理のひとつであるイサーン料理の主食は蒸したもち米(カオ・ニャオ)で、代表的な料理にはガイ・ヤーン(鶏肉のグリル料理)やソムタム(青パパイヤのサラダ)などがある。イサーン料理は全体的に唐辛子の辛みが強いのが特徴。さらに野菜や香り豊かなハーブをふんだんに使ったメニューが多く、様々な食材の複合的なうまみと香りを楽しめる。

ボリューム満点のランチセットで、イサーン料理を堪能


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『ソムタムダー』のメニューを手がけるのは、ニューヨーク店のソムタムダーグループ・エグゼクティブシェフ・ゴーン(ゴーンタナット・トーンナム)氏だ。早速人気のシェフオススメ料理から4品紹介しよう。

初めてイサーン料理を体験する方にオススメなのが、「イサーンスペシャルセット」(写真上)。特に人気の「タムタイ」「サポークガイトートダー」「ラープムー」をセットにしたランチ限定メニューだ。その豪華なラインナップとボリュームに思わず笑みがこぼれる。

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中でも一押しメニューは、店名にもなっている青パパイヤを使った「タムタイ」(写真上)。歯ごたえの良いパパイヤの細切りをライムと唐辛子とで酸っぱ辛く味付けしたサラダで、イサーン地方の人々が毎日のように食べている定番料理だ。調味料をクロックという石のすり鉢に入れ、棒でつぶしたところに、インゲン・青パパイヤを入れて叩くように混ぜながら味をなじませて作る。『ソムタムダー』では、さらに砕いたピーナッツ、干しエビを加えている。 タイ料理の味の基本4大要素である甘さ、酸っぱさ、辛さ、しょっぱさが調和した料理だ。

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竹かごで蒸したもち米(写真上)は、「ソムタム」につけて食べるのが本場イサーンのスタイル。もち米に甘み、酸味、辛みが加わり、暑い国ならではの食欲が湧く新鮮な組み合せが生まれる。

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「サポークガイトートダー」(写真上)は、この店オリジナルの特製フライドチキン。 チキンはレッドカレー風味でスパイシーに仕立てた。中からは唐辛子の辛みが染み付いたプリッと弾力の強いチキンのスパイシーなうまみが溢れてくる。ゴーンシェフオリジナルの唐辛子の効いたチキンは、ビールのつまみに最強なメニューだ。

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ナンプラーの香りと酸味が特徴的な豚挽き肉のスパイシーハーブサラダ「ラープムー」(写真上)。豚挽き肉に細かく刻んだシャキシャキの赤玉ネギと青ネギにカオクアが和えてある。カオクアとは、炒り米粉のことで、これがサラダに奥行きのある深い味わいを与えている。濃厚な豚肉にハーブの香りが加わった爽やかな一品だ。

タイの定番、エビ味噌入り混ぜごはん「カオクルックガピ」が絶品


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盛り付けが美しい「カオクルックガピ」(写真上)は、タイ風エビ味噌入り混ぜごはん。「カオ」はごはん、「クルック」は混ぜる、「ガピ」はタイの発酵したエビ味噌のこと。エビペーストを加えて香ばしく炒めたチャーハンの周りに、風味豊かな干しエビ、甘辛く煮た豚の角煮、シャキシャキ食感のキュウリ、青ネギ、玉子焼きが盛り付けてある。

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これを大胆にライスと混ぜて食べるのが本場のスタイル。混ぜ終わったら、ライムをたっぷり搾る。濃厚で塩気の効いたガピとそれぞれの食材のうまみが合わさり、味の広がりは未知数。これからトレンドになりそうなメニューだ。

爽やかな辛さ「トムセープ」


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スープは、イサーン地方を代表する骨付き豚肉入りのスパイシースープ「トムセープ グラドゥックオン」(写真上)。セープは「おいしい」トムは「煮込み」の意味。ひと口飲むと、ハーブ類のすっきりとした香りとスパイシーな味わいが広がる。日本で食べるトムヤムスープとは違う、独特な酸っぱ辛さと爽やかさが印象的だ。

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最後は、シンプルな炒め料理「キャベツのナンプラー炒め」(写真上)。他の『ソムタムダー』では展開していない日本の『ソムタムダー』だけのメニューだ。

姉妹店であるバンコクの人気店『スパンニガー イーティング ルーム』のメニューで、常連客はたいていオーダーする人気メニュー。ナンプラーの適度な塩辛さは、炒めることで甘さを増したキャベツと相性がよく、シンプルながらも存在感が強い。

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『ソムタムダー』は、料理はもちろんインテリアにもイサーン地方の伝統を取り入れ、訪れた人が五感で現地の暮らしを感じられるよう工夫を凝らしてある。 キッチン付近の棚には、香辛料や珍しいイサーン伝統のかごなど現地のアンティーク品が飾られている。

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テーブルを照らすのは、漁で使う竹のかごを使用したモダンな照明。インテリアとして飾られているのは、イサーンの伝統の布を額装したモダンアート。さらに料理には、タイのモダンデザインの皿なども使用している。

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▲オーナーのエー氏(左)とエグゼクティブシェフのゴーン氏(右)

『ソムタムダー』の「ダー」はイサーン地方で広く使われている方言で、「おいしいね」、「楽しいね」など共感を誘う語尾の“~ね”という意味を持っている。タイの中でもイサーン地方の人々は、温厚な性格でホスピタリティがあるといわれている。取材に応じてくれたオーナーのエー(タナラーク・ラオラオウィロート)氏とエグゼクティブシェフゴーン(ゴーンタナット・トーンナム)氏はともにイサーン出身だ。

「故郷の味である、本場のイサーン料理を通じて、世界にイサーンの文化や歴史を知ってもらいたい」という信念のもと、タイ・バンコクに第1号店をオープンすることからスタートした。「僕たちが心からおいしいと思える、僕たちの故郷の味を日本の皆さんにも味わってほしい」と今回の東京出店の意気込みを語ってくれた。

古代の農耕文明や、その後のクメール王朝時代の遺跡が各地で発見されるなど奥深い歴史性と、ラオスやカンボジアからの影響を受けつつ育まれてきた独自の伝統文化が魅力的なイサーン。世界が認めたイサーン料理は、日本人のもつタイ料理への概念を変えてくれるにちがいない。

【メニュー】
・イサーンスペシャルセット 1,500円 ※ランチセット
・カオクルックガピ  1,450円
・トムセープ グラドゥックオン 1,350円
・ガラムプリー トートナンプラー 900円
※価格は全て税抜

ソムタムダー

〒151-0053東京都渋谷区代々木1-58-10 松井ビル1F
03-3379-5379
11:30~15:00 (LO.14:30) 17:00~23:00(LO.22:20)
月曜
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http://somtumdertokyo.com/

この記事の筆者:しおグル/矢野詩織(グルメライター/狩猟女子)


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