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全盲の子猫の“母親代わり”となった大型犬・ビアンカ。種を越えた絆に感動 | ビューティ

時刻(time):2021-01-13 18:28源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
【 ○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.36】 豊かな自然の中で1匹の猫が無邪気に戯れる写真は、見る人の心を掴むもの。 なちさん宅の、ゆとくん 両手を広げ、無邪気に遊ぶゆとくんは、なちさん( @ash_bt_nachi )の愛猫。ゆとくんはチワワやシェパードなどのワンちゃんやキジトラのレティちゃんと共に、賑やかな日常を満喫しています。 見えない不安に寄り添ってくれた同

○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.36】

 豊かな自然の中で1匹の猫が無邪気に戯れる写真は、見る人の心を掴むもの。

なちさん宅の、ゆとくん

なちさん宅の、ゆとくん

 両手を広げ、無邪気に遊ぶゆとくんは、なちさん(@ash_bt_nachi)の愛猫。ゆとくんはチワワやシェパードなどのワンちゃんやキジトラのレティちゃんと共に、賑やかな日常を満喫しています。

見えない不安に寄り添ってくれた同居犬


 ゆとくんは、なちさんの友人が保護した子。目がぐちゃぐちゃの状態だったため、猫の飼育経験があったなちさんが治療をしながら里親を探すことになりました。

「保護直後は週に3回ほど通院し、数時間置きに数種類の目薬をさし、目を洗浄。鼻詰まりがひどくて自らご飯を食べられなかったので、食事回数を増やし、強制給餌をしていました」

 仕事と看病の両立は、想像以上に大変。睡眠時間も削られましたが、元気になってほしいという一心で、できるかぎりのサポートを行いました。

 しかし、子猫の頃に患った猫ウイルス性鼻気管炎が悪化し、ゆとくんは全盲に。見えないため室内の状況を把握することが難しく、誰もいないと不安がって“呼び鳴き”をするようになりました。

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ゆとくんの母親代わりとなってくれたビアンカちゃん

 そんな心細さに寄り添ってくれたのが、ゴールデンレトリバーのビアンカちゃん。ゆとくんにとってビアンカちゃんは、母親代わり。なちさんやビアンカちゃんの足音を聞いて後追いしながら、徐々に室内を把握していきました。

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ビアンカちゃんのそばで眠るゆとくん

「ゆとはビアンカを信頼していました。遊ぶときも眠るときも一緒。常にくっついていたがって、ビアンカと散歩に行こうとしたら寂しそうに鳴くようになったので、試しにゆとも連れていったら予想以上に楽しんでくれ、以来、お散歩が好きになりました」

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ビアンカちゃんとお散歩を楽しむように

 原っぱで思いっきり走ったり、風に吹かれる葉っぱを追いかけたりと、ゆとくんは自然と触れ合いながら自分の世界を広げていったのです。




自分よりも大きなシェパードを弟分にして


 徐々にたくましくなったゆとくんには、弟分もできました。それが、シェパードのリヒトくん。

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シェパードのリヒトくん

 お迎えしたとき、生後6か月のリヒトくんは体重が20kgほどありましたが「なんだお前は」と言っているかのように近づき、初めから兄貴風を吹かせていたそう。

「リヒトには猫に優しくと教えてきたので穏やかな態度で接してくれていましたが、ゆとはビアンカと遊ぶときとは違い、あたりが強かったです(笑)」

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リヒトくんの“良いお兄ちゃん”となったゆとくん

 遊びながら鼻に噛みついたり、力加減に怒ったりするその姿はまるで、猫との遊びを教育しているかのよう。

「でも、リヒトが私に怒られたときにはそばにいき、舐めてあげています。まだ幼く、消極的だったリヒトに、ゆとが『集合写真のときには動かないで待つんだぞ』と隣で教えていたことも。本当に良いお兄ちゃんです」

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お見事な集合写真!

 なお、2020年4月にビアンカちゃんが逝去してから、リヒトくんはますます、自分がゆとくんを守らねばと奮闘中。ゆとくんは、なちさんだけでなく、犬たちからの愛情もたっぷりと受けています。








ゆとの存在が喜びであり、誇り


 免疫力がつき、寒い日や季節の変わり目でも体調を崩しにくくなったというゆとくんは、昔と変わらず、好奇心旺盛。成長を見守る中で、変わった部分と変わらないところを発見するたび、なちさんは胸がいっぱいになります。

「明日は生きているのか、大きくなれるのか、目はどうなってしまうのかと、小さな頃は毎日不安でした。だから、立派に大きくなってくれたことが嬉しい。ゆとの存在自体が私の喜びであり、誇りです。ただただ、ゆとがいてくれてよかった」

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免疫力もつき、立派に大きくなったゆとくん

 五体満足ではない生き物には「可哀想」という言葉が向けられることも多いものですが、なちさんは全盲であることを可哀想とも、不憫だとも思っていません。

「きっと、ゆとも思ってない。全盲であることを含めてゆとなので、ただの個性です。障害があっても、こんなこともできる、こんなことを頑張っているという面に『凄いね』とか『幸せだね』と声を掛けられる人でありたい」




障害がある猫たちの譲渡も進んでほしい


 幼い頃、ゆとくんの眼球を摘出するか悩んだ末、残しておいて辛い思いをするのなら、そのときに取ろうと決めたという、なちさん。これから先も、ゆとくんが楽に生活できることを最優先に考え、共に暮らしていきたいと思っています。

「ゆとを見て、障害があっても幸せな暮らしができると思っていただけたら嬉しいし、こうした子たちがどんどん取り上げられることで譲渡などが進み、みんなが幸せになったら喜ばしいです」

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 自分らしく、幸せに生きる権利。それは動物界でも、障害の有無によって左右されてはならないもの。命を思いっきり楽しむゆとくんは、そのことを私たちに教えてくれているような気がします。

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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291




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