グループのセンターとして眩いほどの輝きを放つ一方、演技やバラエティなど幅広いフィールドで活躍。世間が抱く正統派なイメージにとらわれることなく自らの持つ可能性を自由に行き来する山田涼介さん。その多面的な魅力を紐解きます。

山田涼介 Hey! Say! JUMP

甘さと色気、光と影……幾多の顔を持つ「極める人」

新しい〝王道〟を切り拓く山田涼介

極める

演じたい役や挑戦してみたいジャンルは特にありません。というのも、僕は“これがやりたい”と思うと他が見えなくなるから、できるだけフラットでいた方がいい気がして。客観的に僕を見てくれる方たちに“こういうことをやってほしい”と思ってもらえるような役者になることが一番大事だからこそ、ジャンルを狭めずやるようにしています。それもあってか、今はバラエティ、俳優、YouTube……、とにかくいろんなことをやってますよね(笑)。今後どれかを極めたいという気持ちが芽生えてはいるので、30代は自分が伸ばしたい方向を見つけて重点的にやっていく時間になるんじゃないかな。そして、40代を迎える頃には完成した自分になっていたいですね。

圧倒

圧倒的なキラキラ感? そんなものないです(笑)。ただ、わりと童顔で中性的な顔立ちではあるので、役柄によってはその要素を消す作業が必要な場合も。監督やメイクさんと相談しながら、ヒゲを生やしたり、すごく暗いファンデーションを塗ってみたり……。そういった作業の中でも特に有効だったのが、目を隠すこと。目元を前髪で隠したのですが、お芝居って目の表情がポイントになるのですごく大変でした(笑)。今放送中のドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』では大学生役を演じているので、大学構内に自然に溶け込むような役作りを意識しています。ちなみにこの役って、二重人格なんですよ。僕自身にも二面性はあって、パッと見はちょっと怖そうに思われがちだけれど、実際はかなりポンコツ。それに、プライベートでは全然キラキラしてないし、ゲーム好きの陰キャですよ(笑)。僕がステージで輝いて見えるとしたら、それは間違いなくファンの方たちのおかげ。別に綺麗ごとを言ってるわけじゃなくて、例えば撮影とかだと求められていることに応えきれないことってあるんです。でも、ライブ会場では自分の力を全部出し切れて、求められていることに応えられる。なので、ファンの方に直接会うことってすごく大事なんだなって思うんですよ。会えない時間もあったからこそ、今開催しているライブツアーの時間は思いっきり楽しみたいですね。

『親愛なる僕へ殺意をこめて』

『親愛なる僕へ殺意をこめて』
連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジ(山田涼介)は、ある日自分が二重人格であることに気づく。別人格が殺人を犯している可能性に不安を抱え、真相を知るための行動を開始し……。フジテレビ系にて毎週水曜22時〜放送中。

beautygirl 12月号
取材・文/真島絵麻里 企画・構成/萩原有紀(beautygirl)

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