「腸活女王」と呼ばれ、「奇跡のボディ」で人気の “かぢちゃん”こと加治ひとみさん。体と心が整うあらゆる方法を試し、習慣にすることで、健康美をキープしています。
昨年12月には、自律神経の名医・小林弘幸先生との共著『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』を刊行し、版を重ねています。
海藻がアメリカでブーム
加治さんは、今年1月から、1ケ月間もロサンゼルス(以下、LA)に滞在。現地の健康&美容トレンドを見て回っているうちに、ある食材がすごくブームであることを知ってびっくりしたそうです。
その食材とは「藻」。日本人にはなじみが深いワカメ、ノリ、コンブなどが、米国でとても流行っているとか。
「スムージーのスタンドに行ったら、すっごく青いスムージーをみんな飲んでいて。1700円ぐらいするんですけど、なんだそれは?と思ったら、粉末にしたSEAWEED(海藻)が入ってるんです。
藻のサプリメントも充実していて、私が愛用している『E3Live』のサプリも売ってましたね」(加治さん、以下同)
「E3Live」は米国のオーガニック製品メーカーで、ブルーグリーンアルジーという藍藻類を粉末にしてカプセル等で販売しています。日本でも買えるので、加治さんが愛用していて、著書でも紹介していました。
かぢちゃんが「藻活」を推すわけ
「私はもともと海藻が好きで、最近は、ことあるごとに『藻活』(もかつ)をお勧めしていたぐらい。それがLAで最先端だと知って、面白いなぁと思いました」
海藻は、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル、水溶性食物繊維がたっぷり。水溶性食物繊維は水に溶けて、便を軟らかくしてスムーズに排便できるよう助け、善玉菌のエサにもなるので、海藻は腸活には欠かせません。
日本の伝統食・海藻の素晴らしさに、やっとアメリカも気づいたみたい。例えば、アメリカの大手スーパー「ホールフーズマーケット」が発表した2023年の食トレンドTop10に、「昆布」がランクイン。昆布を使ったチップスや麺などが注目されています。
加治さんによると、アメリカでは海藻をそのまま食べるより、粉末にしてスティック状で売ったり、サプリや加工食品にしたものが多い印象だったそうです。
「それから、LAで藻のエキスが入っている美容オイルがあったんです。妹へのお土産に買ったんですけど、これがめちゃくちゃ良くて!保湿力がすごくて、お肌がしっとりします」
これは「MARA」というブランドの「Algae + Moringa」オイル。藻類(Algae)や、スーパーフードとしても注目されている植物「モリンガ」などを配合した保湿オイルで、なんだかすごそう!残念ながら日本では販売されてないようです。
「藻活」は何から始めたらいい?
さて、加治さんはもともと海藻が好きで、『かぢ習慣』でも、毎日食べる腸活のスタメン食材“げんきなみかく”として紹介していました。
げん…玄米
き…きのこ類
な…納豆
み…味噌
か…海藻類
く…果物
では、これから「藻活」をしたい人は何から始めたらいい?
「一番簡単なのは、海藻入りのお味噌汁ですね」
乾燥ワカメを常備して、コンビニのカップ味噌汁から鍋物まで、乾燥したままワカメをパラパラ入れてしまえば超簡単。
のりを常備して、スナック替わりに食べるのもよさそうです。
アボカドと海藻を合わせてみて
「あと、アボカドと海藻はとても合うと思います。どちらも食物繊維たっぷりですよね。
例えば、アボカド、海藻、木綿豆腐をザクザク崩したのを和えて、和風ドレッシングをかけるとか。暑くて食欲がない日にオススメです」
アメリカ人が憧れる海藻が、手軽に買える日本にいるんだから、取り入れない手はないですね!
<文/女子SPA!編集部>
(エディタ(Editor):dutyadmin)