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同棲歴8年目、結婚してくれない彼氏との決別 | ビューティーガール

時刻(time):2023-09-18 18:58源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
畑中元子さん(仮名・40歳)は都内で働く独身女性。結婚願望は未だ薄れていないものの、かつての出来事が引っかかり、新しい恋に踏み切れずにいます。 「実はずっと同棲していたんですよ。しかも8年間も! 周りから“同棲長すぎ”、“結婚しないの?”と言われ続けて、私自身も延々と待ってた。でも、一向に結婚の話なんて出ませんでしたよ」 元子さんの口から“同

 畑中元子さん(仮名・40歳)は都内で働く独身女性。結婚願望は未だ薄れていないものの、かつての出来事が引っかかり、新しい恋に踏み切れずにいます。

「実はずっと同棲していたんですよ。しかも8年間も! 周りから“同棲長すぎ”、“結婚しないの?”と言われ続けて、私自身も延々と待ってた。でも、一向に結婚の話なんて出ませんでしたよ」

 元子さんの口から“同棲歴8年”と衝撃的なフレーズが発されました。一体なぜ長い間結婚に至らなかったのか……。当時の彼女の心境と、お付き合いしていた男性について尋ねてみました。






付き合った2年後に同棲。順調に思えた交際


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写真はイメージです(以下同じ)

 元パートナーのNさんと付き合ったのはお互いが27歳の時。とある居酒屋で席が隣同士になり、意気投合した末にカップル成立。非常に運命的な出会いだったと言います。

 交際2年目の29歳で同棲スタート。一つずつ階段を上がっていくような交際は実に順調でした。喧嘩もほぼなく、穏やかな2人は周りから見てもベストカップル。この頃は結婚秒読みか?と囁かれていたそう。

 実際に元子さんも良き未来が見えていたため、当時は激しい焦りを全く感じていなかったのです。

「結婚の話はあまり出なかったけど、彼もその手の話を避けるわけじゃないから、そろそろだなって空気を感じ取れたんですよ。付き合って2年で同棲してって恋愛のステップ的にはまぁ順調ですし。だからこそ、私自身油断していたところも多くって……」

 このまま時間が流れれば“イケる”。結婚願望が強かった彼女は勝利を確信し、彼が考える将来の計画や意思確認を少し怠ってしまったご様子。

 それでも関係は良好で幸せな日々。いずれは夫婦になることを信じて疑いませんでした。






30歳を過ぎてもカップルのまま、なあなあにした後悔が襲う


 同棲から1年が過ぎ、元子さんはプロポーズを待ちわびていましたが一向に結婚の話が出ません。それに、ちょうどこの頃からお互いに多忙を極めてしまったのです。彼は転職、元子さんは部署移動と一気に環境が変わり、すれ違う日が増えました。

 元子さんの仕事は徐々に落ち着きを取り戻しましたが、彼は職業柄、トラブルが発生したらすぐに現場へ駆けつけねばなりません。SEとしての転職先は緊急対応が多いところで、Nさんは夜間や休日問わず呼び出されてしまいます。

 疲れ果てた彼を見て、例の話題を出す気が起きない元子さんは話し合う機会を設けることなく、時間だけが過ぎていくように……。

 気づけば2人は30歳を超えていました。Nさんも大きなプロジェクトを終え、時間に余裕を持てるようになりましたが、いつまた多忙な毎日がやってくるか分かりません。

 今しかない、と思った彼女は勇気を持って「私たち、いつ結婚するの?」と尋ねました。

 彼は少しはぐらかした様子で「まぁ、そのうち?」と返したとか。なんとなく気まずい空気が流れる中、そこから話を深堀することはなく、別の話題にすり替えられてしまったという……。

「多忙でへとへとになった彼を見たら追い詰めたくないという気持ちが強くなり、これ以上ツッコめなかった。本当はこの時点で手を引けば良かったんです。未来が全く見えないじゃないですか。

 でも長く付き合ってる情が湧いてしまったし、今から新しい相手が見つかるかもわからないしで。また落ち着いた時に話せばいいかと、どんどん考えを先延ばしにしていきました」

 肝心の話題に触れる機会を逃した彼女は、この後もなぁなぁな状態で付き合いを続けます。

 いざ結婚の話題を振ろうと決心してもタイミングが合わなかったり、彼の機嫌が悪い時にぶつかったり、話が進まなかったりとうまくいきません。

 気づくと交際年数だけが積み上がり、カップルから脱却するチャンスがどんどん遠のいていくのです。













結婚もしてないのに減っていく会話。セックスレスの悩みも


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 周囲の友人はNさんとの同棲生活に苦言を呈しました。

「いくらなんでも同棲が長すぎる!」、「結婚の話をはぐらかす男はダメ!」、「多忙を言い訳に結婚を逃れたいだけでしょ」と、旧友たちの間で厳しい意見が飛び交います。

 悩みつくした頃すでに彼女は34歳。同棲から5年、交際からは7年もの時が経過していれば、そう言われるのもちょっぴり無理はないでしょう。

 元子さんは激しく悩みました。なぜならカップルとしての関係こそ良好で、Nさんの人間性には何の不満もありません。

 暴力やモラハラも、お金の問題も一切ないので、問題は結婚をしてくれない点だけ。今更この年齢で新しいパートナーを探しても、いい出会いがあるかは分からないもの。だからこそ別れる踏ん切りがつけられないのです。

 けれどもどんどん会話が減っていき、見事にセックレス“気味”。籍もいれていないのに2人の生活には新鮮さが消え、それが余計に彼女の心を苦しめるのでした。

「周りの意見に素直に従えず、Nくんと別れられなくってズルズルいってしまいました。今更同棲を解消するのも面倒だし、新しい人が見つかる気配もない。自分を騙し続け“まぁいっか”と納得させていたんですけどね。やっと目を覚ましたのが37歳の時。ようやく色々と吹っ切れて、冷静に別れを告げることができました」






彼が結婚に踏み切らない本当の理由


 彼は難色を示しつつも別れに承諾。彼が結婚の話を持ち出さなかった理由を最後に聞き出すと、「自由でいたかったから」とのこと。

 最初は多少なりとも結婚願望があったものの、2人で暮らすうちに変化を求めなくなってしまったそうなのです。仕事が充実していて彼女との関係も問題がない。これ以上環境が変わるよりも、安定した仲と自由な日々が欲しかったからこそ現状を維持し続けたのでした。

 元子さんが結婚について言及しなかったことも、彼がゴールインを真面目に考えなかった理由の一つ。「深く追求してこないからそれでいいのかと思った」と最後に言われた時、開いた口が塞がらなかったとか。

「8年も付き合っててちゃんとした話し合いとか、意思確認さえできていなかったことがもう……って感じ。“察して”状態だった自分も悪いですし、普通ならあり得ない話ですが、何もしないまま私たちは8年間も過ごしてしまいました。いい大人なのに情けないです。

 長い間一緒に過ごしたからお互いの荷物も多く、同棲解消もラクなものじゃありませんでしたよ。嫌いで別れたわけじゃないから、去り際もなんとなく物悲しかったですしね」

 話によればNさんは現在も独身でおひとり様を楽しんでいるご様子。SNSでは趣味の投稿も多く、楽しそうに過ごしている姿を見ると元子さんは心がモヤついてしまうそう。

「子どもはもういいけど、未だ結婚願望は捨てきれない」と語る彼女。けれども前と同じような経験を二度としたくないと思うだけで、なかなか前へ進むことができません。

 決別の覚悟がもっと早く着いていれば、元子さんは深い傷を負わずに済んだのでしょうか。それともNさんが途中で結婚に踏み切れるようになれば、彼女は理想とする幸せを掴めたのか……。

 いずれにせよ、交際中はお互いの恋愛観や結婚への意識を必ず確認すべき。

 後悔先に立たず――、恋愛の傷はその後の人生も大きく影響するため、元子さんが一刻も早く立ち直れるよう心からエールを送りたいと思います。

<文/たかなし亜妖>
たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。業界卒業後は一般企業へ入社。ゲーム制作に携わった過去を持つ。好きな物は漫画、アニメ、映画、美容、占い。そろそろ顔面課金額が数百万円を超えるとか。日刊SPA!等多方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya




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